ウォルナットの一枚板ローテーブル

みんな大好きウォルナットの一枚板で作ったローテーブルです。
日本人が勝手に決める世界3大○○は木の世界にもあって、ウォルナット（正確にはブラックウォルナットですが）もそのうちの一つ。加工しやすいのに強靭でさらに見た目も美しい、ウォルナットは家具材に最も重宝される素材のひとつです。
本材はこれがウォルナットだ！という感じの色や質感が正統派ど真ん中な素材です。
価格が安すぎるので、たまに「天板には加工、塗装が施されていますか？」という質問をいただきます。未加工の素材と同じかそれ以下の価格設定ですが、もちろんしっかり加工・塗装をしています。弊社のテーブルは飲食店でも使われていますよ。
脚だって素材の寸法に合わせてひとつひとつ手作りですよ。なぜこんなにリーズナブルかというと、弊社では「端材」を使っているからです。（詳しいコンセプトは STORY にてご確認ください）
本作のウォルナットも端材です。こんなに立派な端材なんかあるの？という感じですが、樹皮部分の端には欠け（おそらくどこかにぶつけた跡）と人為的にカットしようとした形跡があり、表面には「目廻り」と呼ばれる木材として使うには致命的な欠点があります。繊維と繊維が離れてしまう目廻りという欠点があると、木材としての強度に欠けるという意味で一気に使われにくくなる＝需要がなくなります。強度に欠けるといってもテーブルにしてしまえば問題ありませんし、ヒビ割れのように経年で割れが進む恐れもありません。
もちろん、天板の表面を勢いよく手でさすると、目周りのところだけはスムーズに行かないです。何年か経ったら割れの部分が細かくささくれ化する可能性もあり、気になるようであればその都度都度でサンディングが必要でしょう。でも人の欠点は許されるのに、木の欠点は許さない！なんてことはないはず。むしろ欠点があったほうが面白い、そんな価値観のほうが良い（楽しい）んじゃないでしょうか。
脚底にはアジャスターを備えていますので、どんな床でもガタつかず、さらに傷まで防止してくれます。

最後に製作者本人が声を大にして言うことでは決してありませんが、一回だけ言います。
「端材」なら安く仕入れられる。だけどそれを「テーブル用の素材」にまで綺麗にするのにはかなりの手間が必要なんです！
Instagramアカウント→ @tokuda_seisakujo

※寸法（19枚目の画像をご参照ください）
よこ : 100cm
奥行き : 78.5cm
高さ : 38cm
天板の厚み : 5.5cm

ーご使用上の注意ー
テーブルとしてのみご使用ください。
天板の上に乗ったり飛び跳ねるなどの行為もしくは重量物を乗せる事で想定以上の荷重がかかると事故につながる可能性があります。

ー当商品の樹皮の部分についてー
できるだけ自然な状態を楽しんでいただく為に樹皮部分の加工は最小限にとどめております。
雑に触ると木の樹皮やささくれが指に刺さることがありますのでお気をつけください。

ー塗装についてー
テーブルの天板・木端・木口にはお手入れしやすいように防汚性、撥水性の高い植物性オイル塗装を施しております。
樹皮部分と空洞の内壁はウレタン塗装で自然な見た目で固めています。
全ての塗料は食品衛生法に適合しておりますのでシックハウス症候群の方でも安心してご使用いただけます。

ーお手入れについてー
コーヒーなどがテーブルについたらサッと拭けばOKです。もし跡が残ってしまったら、台所洗剤（中性の洗剤）を少し薄めてフキンにとり、トントンしてあげてください。その他の詳しいメンテナンス方法についてはご購入後にお伝えいたします。

ー経年変化についてー
冷暖房や日光が直接当たり続ける場所や屋外での使用は木材の経年変化を早め、割れや反りの原因になりますのでお控えください。
木の息を止め、木の割れや反りを極力なくす仕上げ方も可能ですが、それでは各々の木が持つ自然な手触りが失われます。
ご購入後に変形する可能性があることをご理解の上、ご検討ください。
変形するとはいえ、真っ二つに割れてしまうわけではありません。変形後も十分お使いいただけますし、ご自身で出来る修繕の方法も私の知る限りのことをお伝えいたします。有償ではございますが補修加工も承っております。

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