栃の輪切り 一枚板 コーヒーテーブル リビングテーブル（高さ・カラー変更無料）

SOLD OUT

トチの輪切りで作ったコーヒーテーブルです。コーヒーテーブルというには大きいかなというくらいの大型の輪切りで、ふっくらとした楕円の形も好印象な素材です。
栃はテーブルトップの素材として最も人気のある素材です。国産材の中ではトップかもしれません。その理由は清潔感のある色に対してギラギラとした杢目が浮かんでいる素材が多いからです。杢目が綺麗だともちろんその分希少価値が高くなって値段も上がるのですが、栃は他と比べるとややリーズナブル。成長が早いので流通量が他より多いからです。
さて本材も杢目がギラギラしていますね。杢の様子を確認する為に撮った11枚目の画像以外はほぼ未加工です。つまり特にライトを当てなくてもギラギラ感があります。杢のないところはトチらしいさわやかなベージュで、くすみも少ない良いトチです。
「他にはないんじゃないかな」と作者的に思うのは樹皮の部分。より外側に近い、ゴツゴツとした樹皮がエッジに多く残っています。通常であれば丸太の時に剥いてしまうのがこの部分。トチはとくに乾燥期間中に動きやすい材なので、水分の抜け方を一定にする為に邪魔な樹皮はまず最初に除去されます。つまり、弊社がつかう端材にのみ樹皮が残ります。残る理由はもちろん「取るのがめんどくさいから」笑。
樹皮の有無は好みが分かれると思いますが、作者的にはしっかり残っていた方が好きです。傷が付いていたり取れかかってグラグラしていれば除去してしまいますが、出来るだけ保護するよう加工しています。（ちなみに自分の父親は取りたい派）
おしりの部分の樹皮が少し欠けていますが、欠け方も自然で気になりません。
無骨な樹皮にかわいらしい楕円の形が長所です。
加工してみた感じも硬度、強度とも十分な印象。
真ん中の穴から走った大きなひび割れが少し気になります。割れ止めの加工をやろうかと思ったのですが、トチは繊維の絡みが強いということもありますし、裏側には至っていないので、今のところはあまり余計にいじらない方がいいかな、と加工は見送りました。こういう類の加工はやればいいというものではなく、やったところから悪くなる可能性もあるので慎重に判断します。やらない方が良かった、なんてこともあるので。

本作の脚は高さ変更（全高30cmから50cmまで）(変更がなくてもその旨ご連絡ください)とカラーの選択（ブラックorライトアイボリー）を無料で承ります。
ライトアイボリーについては他のヘアピン作品のページをご覧ください。ホワイトにほんの少しベージュが入っているというようなイメージで木によく合い、空間にも合わせやすい色です。
変更をご希望の方は購入時に備考欄に記載するか事前にご連絡ください。
（ご購入時に伝達がない場合はご注文をキャンセルさせていただくことがございますのでご注意ください）（全高±5ミリ前後の誤差はご容赦ください）

※寸法（20枚目の画像をご参照ください）
よこ : 93.5cm
奥行き : 41cm
高さ : 45cm（変更可能）
天板の厚み : 4.8cm

※本作の脚の取り付けにはドライバーが必要です。
※本作品は輸送中の破損をなるべく避ける為に脚を外した状態で発送いたします。到着後、付属のネジにてお客様ご自身で脚を取り付けていただきます。下穴を開けておりますので、簡単に取り付けることができますが、ご使用前にネジの緩み等をチェックしていただき、安全確認を十分に行なってください。
ご購入前にメッセージをいただければ、脚を付けた状態での発送も対応しております（変更後の送料はメッセージにてご購入前にお伝え致します）。

ーご使用上の注意ー
テーブルとしてのみご使用ください。
天板の上に乗ったり飛び跳ねるなどの行為もしくは重量物を乗せる事で想定以上の荷重がかかると事故につながる可能性があります。

ー当商品の樹皮の部分についてー
できるだけ自然な状態を楽しんでいただく為に樹皮部分の加工は最小限にとどめております。
雑に触ると木の樹皮やささくれが指に刺さることがありますのでお気をつけください。

ー塗装についてー
テーブルの天板・木端・木口にはお手入れしやすいように防汚性、撥水性の高い植物性オイル塗装を施しております。
樹皮部分と空洞の内壁はウレタン塗装で自然な見た目で固めています。
全ての塗料は食品衛生法に適合しておりますのでシックハウス症候群の方でも安心してご使用いただけます。

ーお手入れについてー
コーヒーなどがテーブルについたらサッと拭けばOKです。もし跡が残ってしまったら、台所洗剤（中性の洗剤）を少し薄めてフキンにとり、トントンしてあげてください。その他の詳しいメンテナンス方法についてはご購入後にお伝えいたします。

ー経年変化についてー
冷暖房や日光が直接当たり続ける場所や屋外での使用は木材の経年変化を早め、割れや反りの原因になりますのでお控えください。
木の息を止め、木の割れや反りを極力なくす仕上げ方も可能ですが、それでは各々の木が持つ自然な手触りが失われます。
ご購入後に変形する可能性があることをご理解の上、ご検討ください。
変形するとはいえ、真っ二つに割れてしまうわけではありません。変形後も十分お使いいただけますし、ご自身で出来る修繕の方法も私の知る限りのことをお伝えいたします。有償ではございますが補修加工も承っております。


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